【あらすじ】
カフェで働くハナは、周りにアルファと思われがちだが実はオメガ。発情(ヒート)を起こしたことも無いまま26歳になる今まで誰とも番ったことがなかった。そんなハナは密かに想いを寄せていた常連・連雀の前で初ヒートを迎えてしまい……!? 左京亜也が描く極上アルファ×初心オメガの花咲けるオメガバース、ドキドキの上巻!
https://www.cmoa.jp/title/195215/
出版社:新書館
掲載誌・レーベル:ディアプラス
電子版発売日:2020年04月03日
紙の本の発売:2020年04月01日
購入:ひかりTVブック
電子限定おまけ付き✿
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⋆甘党フラワークリエイターαxカフェ店員Ω⋆
『おまえを番にはしてやらない』
『お前のことも誰のことも』
連雀さんのオメガや「番」への言葉の節々に感じる「失望」や「諦め」。
自分に言い聞かせるようにハナちゃんを突き放そうとする連雀さんの心が切なくて、それを受け止めるハナちゃんのめげないようで傷付いている心もまた。
『僕を連雀さんの番にしてください』
『こいつを喰うのは俺だ』
傲慢で口が悪い連雀さんは何だかんだずっと甲斐甲斐しくて、連雀さん好き好きフェロモンがやばいハナちゃんはずっと可愛かった~♡♡
連雀さんのモノ、特にパンツへの執念wそして突き放すくせにそれを受け入れられるとちょっと拗ねちゃう連雀さんは面倒可愛いw
ふたりがそれぞれ抱える過去が結構重いはずなのに、その重さを感じさせないお話の展開やふたりのやり取りが好きでした♡
連雀さんの素直じゃない甘さも素直になった甘さも大好き。
理解のある店長、賑やかなお客さんたち。
「第二の性」オメガに関しての辛いエピソードや苦労はやっぱりあるけど、それでもそれ以上の幸せが♡素直すぎるピュアなハナちゃんに振り回される連雀さんが見ていて楽しいw
だけどそんな中で、1番気の毒だったのがハナちゃんの弟・蒼葉くん。
タイミングが悪かっただけで、誰が悪いわけでもない。(ハナちゃんの両親、特に母親はちょっとハナちゃんに謝れって思うけど)きっとフェロモンのせいっていうより蒼葉くん自身の想いもしっかりあったんだろうな…蒼葉くんにも幸せになって欲しい、と切実に願います。
左京亜也先生は気になる作品がいっぱいあるのにまだ何冊かしか読んでなくて、だけど読むたびに好きだなーって思う作家さんのひとり。やっぱり全部揃えたいな~って改めて♬
残念ながらtnkは消されているので、紙で買えば良かったってちょっと後悔もしたけどtnk自体そこまで出てこないのでとりあえず。(エロは結構ありますが)
まずはクロネコシリーズから、ゆっくり集めたいと思います❀
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
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