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ウサ耳オメガは素直になれない/海野幸・小椋ムク

BL小説感想作家名:(あ行)

らすじ】
ウサ耳オメガの理人は、幼い頃に耳の切除をして以来オメガ性を隠してきた。アパレル会社の広報として働き始め、圧倒的アルファの風格を放つ同僚のデザイナー・汐見に惹かれていたが、「一目惚れなんて信じない」と強がって素直になれない。一人になって汐見への態度を反省する日々。あるときヒート中の情緒不安定な姿を見られてしまい…? 「ギャップにやられた。可愛いがすぎる」。寂しがり屋のひねくれウサギがとろとろになるまで甘やかされる、不器用な獣耳オメガバース恋!

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/238243/

出版社:ジュリアンパブリッシング
掲載誌・レーベル:カクテルキス文庫
電子版発売日:2020年12月18日
紙の本の発売:2020年12月18日


オメガの象徴である、様々な動物の耳。
抑制剤の開発で偏見が少なくなってきた世の中で、根強く残るオメガへの迫害。
成人になるときに切除することが勧められる耳…そのせいで侵される、オメガの矜持。

『そのままの貴方いいって伝えたいんだ』
耳を隠すこと、オメガであることを隠すことが一般的である中、あえて耳を魅せるための服をデザインするマレー・オンダに転職した理人くんが出会った、初めての恋♡
恋心を隠すためのちょっと素っ気ない態度と情緒不安定なときの甘えたなしぐさのギャップがすっごく可愛くて、引きずる過去が切なくて、劣等感に苦しむ姿が辛くて。

予想外の展開にちょっと驚いたけど、それだけで理人くんの悲しみが全部杞憂だったことがわかってホッとする。
怖くて触れずにいた、自分の意思とは関係なく切除された耳の真実を知る勇気を与えてくれた汐見くんの愛情が優しかった~…
理人くんの劣等感を刺激する来栖くんの存在には本気で胸が苦しくなったけど、来栖くんが最後までいい子で本当に良かった。

海野先生は安心して読める作家さんのひとり。
切ないのに一切嫌な気持ちになることがない、素敵なお話でした❀


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