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狼殿下と身代わりの黒猫恋妻/貫井ひつじ・芦原モカ

狼殿下と身代わりの黒猫恋妻/貫井ひつじ・芦原モカ
BL小説感想作家名:(な行)
5.0
あらすじ

公爵領で働く黒猫のシェインは、ある事が原因で声を失っていたが、使用人仲間と平和に暮らしていた。だが猫獣人の国の末王子の身代わりの花嫁に仕立て上げられ、狼獣人の国の王弟・ランフォードに嫁入りすることに。一方、鋭敏な嗅覚で感情まで嗅ぎ分けるランフォードには、シェインの怯えと悲しみが手に取るようにわかり、噂と違う様子に疑問を抱く。ランフォードはシェインを保護し「君が家に帰れるように尽力する」と約束するが、偽りのない純粋なシェインに惹かれ…?

https://www.cmoa.jp/title/1101319766/

出版社:KADOKAWA
掲載誌・レーベル:角川ルビー文庫
電子版発売日:2021年09月01日
紙の本の発売:2021年09月01日


電子特別版・イラスト有✿
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『じゃあ、ちゃんと僕の身代わりをやってよ。『シェイン様』』

偶然、同じ名前だっただけ。
同じ、黒い毛並みで声が出せなくて、家族もいない。
「都合のいい」存在だっただけ。

それだけで選ばれた、身勝手で浅はかな“替え玉”計画

その先にいた、顔の下半分を隠した狼獣人。

声が出せない自分の心を嗅ぎ取り、優しくしてくれる人。
甲斐甲斐しく面倒を見てくれる、温かい人。

悪評高い猫獣人の末王子の“身代わり”として狼獣人の国に嫁ぐことになった『うちの末王子』の運命が、不憫で可哀想で…だけど愛情深い人たちに囲まれている“温かい縁”に号泣。

感想

貫井先生の最新刊、⋆寡黙な騎士様(狼獣人)x初心で内気な黒猫(猫獣人)⋆っていう私得すぎる設定。届いてすぐに読んだのに中々まとめられなくて感想を残すのが遅くなってしまいましたが、今回ももちろん大好きでした♡

シェインが声を出せなくなった理由や生い立ちが悲しいけど、それ以上に血の繋がらない“家族”の温かさが心に沁みる。

身勝手すぎる計画に巻き込まれて幸せな生活が壊されたことに腹が立つけど、そこで出会えたランスの慈愛に救われる。

本当に読みやすくてストーリーもキャラも大好きで、何度読んでも温かい愛に涙が止まりません。終章に関してはチラ読みしただけで号泣してしまいます。

いつもながら、程よいざまぁも有りでそこもスッキリ✩

可愛い可愛い声を、ランスにだけ届けて。
過保護にたっぷり溺愛されて、たくさん幸せになってほしい。

まとめ
・離れたくない、温もり
・狼獣人の匂いづけが最高
・“家族”が共有する『幸せな秘密』

最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥

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