〚記事内に広告が含まれています〛

天才魔導士の過保護な溺愛/佐竹笙・kivvi

4.5
BL小説感想作家名:(さ行)

らすじ】

魔物に襲われ家族を失ったエリオは天才と名高い討伐士・ヴァレンテに助けられる。魔術を教えて欲しいと懇願するエリオに、ヴァレンテは蝋燭に火を灯せたら弟子にすると約束し、エリオは見事に成功させる。先生と一緒に魔物を倒したいと夢を描くエリオだったが、家族を失った悲しみと魔物への恐怖は簡単には癒えない。ヴァレンテは「俺が守る」と震えるエリオを抱きしめ、自身も初恋の人を魔物に殺されたと告白する。エリオは強く優しいヴァレンテへの想いを自覚するが…? 【電子特別版】佐竹笙先生書き下ろし! 本編の後日談となる 『天才魔導士の無邪気な溺愛』を電子限定で収録。ヴァレンテと一緒に侯爵家を訪ねることになったエリオは・・・?

https://www.cmoa.jp/title/1101291139/

出版社:KADOKAWA
掲載誌・レーベル:角川ルビー文庫
電子版発売日:2020年11月01日
紙の本の発売:2020年11月01日
購入:ひかりTVブック


電子限定版・イラスト有✿
無料試し読みはこちらから↴

コミックシーモア
ひかりTVブック
Book Live!
楽天kobo
アニメイト
【アニメイト特典付】
※特典には限りがあります。


魔物に家族を食べられ、自身も捕まりかけたところを救ってくれた人。
天才と呼ばれる討伐士・ヴァレンテの元で、恩返しと復讐を胸に努力を重ねるエリオの姿に胸が苦しくなる…

『今、俺と話してるこの時間は、お前にとって価値がないの?』
一度に家族を失った悲しみと魔物への憎しみに心を囚われていたエリオに、生きることの“意味”よりも“価値”を説いて心を導いてくれるヴァレンテ。
ヴァレンテと共にいることであらぬ噂を立てられからかわれて、
身分の違いで嫌がらせを受けて、、
それでも負けず必死に頑張るエリオを見守るヴァレンテの、ちょっとわかりづらい過保護な愛がすっごく好き。

愛して護って、傍に置いておきたかったヴァレンテ自分の道を見つけ、自分の足で立とうとするエリオの苦渋の選択が切なくて、、
だけど揺るぎない“目標”のために決して屈しないエリオの強さに感動…っ
「自分の能力」を最大限に生かし、諦めることなく自らの手で達成する姿には思わず号泣でした。

『お前にずっと恋してる』
天才討伐士で、新たな討伐士を育てる優秀な教育者。
クールで大人の余裕感があったヴァレンテが、エリオのことになると感情丸出しになるのがほんとたまりません⸝⸝⸝♡

いつもの如くあらすじを読んでいなかったので、タイトル&表紙からの印象で溺愛甘々確信を持って気軽に読み始めたら…
最初から辛かった。まさかの進〇の巨人感。(アニメ途中で挫折中)
思うように向上しない自分に嘆き、見せつけられる素質の差で焦燥感に襲われ、折れる心。望んでいた愛を与えられ幸せなはずの日々の中にある虚無感、愛の言葉を与えられるほどに疼く自尊心、、
繊細に書かれたエリオの心情が本当に苦しかったよーーーーーー!

だけど、メインのふたり以外も人間味溢れる子たちがたくさんいて、
ケンカをして仲直りして、表面だけじゃわからないそれぞれの気持ちをちゃんと話をして分かり合って、っていう友情物語もギュギュっと。
苦しいけど、その後の救いがしっかりとあったので引きずることもなく。
読了感はヴァレンテの可愛さとエリオの幸せそうな様子でほっこりです❀

すっごく好きでした!佐竹先生、もう1冊積んであるのあるから読まないとー♬

最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥

ンキング参加しています♬꙳♩*。
「読んだよ!」感覚でどちらかをポチッと応援して頂けると嬉しいです┏○))
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へにほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説読書感想へ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
なあをフォローする

コメント