【あらすじ】
普通の世界。世界最小の衛星ロケットが打ち上げられ、天才中学生棋士が最年少で六段に昇格した、そんな世界――。
勉強が好きなこと以外は平凡な喬 織人はある日、密かに憧れていたクラスメイトの西央凛々斗から異常なほどの良い匂いを感じる。
体育の授業終わり、火照った顔で呼吸も浅い西央を心配し保健室に連れて行こうとする喬だったが、半ば強引に体育倉庫へと誘い込まれ――…?人類初のαとΩを描く、オメガバース前夜譚
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出版社:リブレ
掲載誌・レーベル:ビーボーイコミックスDX
電子版発売日:2021年03月25日
紙の本の発売:2021年03月10日
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理性を揺るがすほどの良い香りが充満して
収まらない色欲に攻め立てられる。
伝わる思考、共有する感情、研ぎ澄まされる感覚と、湧き上がる支配欲。
自己をも支配しようとしてくる本能とせめぎ合う、真摯な恋慕。
『俺 西央くんのこと好きだから』
⋆秀才αx人気者Ω⋆
体育倉庫で過ごした、秘密の七日間。
気になりがらも、何となくしんどい予感を感じて読めずにいたこちらの作品。
FFさんからの後押しのお陰でやっと読むことができましたが…
何かもう、すごかった。
“穏便”を求める宇宙オタクの、一変した日常。
理解できないような身体の変化に戸惑いながらも、必死に対処していく喬くんの適応力がまずヤバいし
状況把握から真相への仮説の立て方が完全に頭いい人のそれで終始感心しっぱなしでした。(バカ丸出しの感想)
無自覚なはずなのに、大切な“番”を守ることを最重要視する本能。そして、その本能に押しつぶされそうになりながらも必死に抗ってたどり着いた答えは、アルファの身勝手さとは無縁の優しいもので。
その優しさに、西央くんがどれだけ救われたんだろう。
外に出ることもままならないほどのヒート、そんな状態で頼れる人も帰れる場所もない状態で、、ほぼ無条件に、救いの手を伸ばしてくれる喬くんの存在に惹かれないわけがないのに。
本能で始まった関係だから、簡単には想いを伝えられなくて。優しさが時に、残酷なこともあったけど。
2人が過ごした七日間、
『普通』に悩んできた喬くんだからこその言葉、
力強く、頼もしい宣言。
からの、ラストの告白に号泣。
何でもない普通の世界に起きた変化、の始まり。
ラストのラストがまたドキドキした~!!!!
続編も決まってるっていうことで、その前に読めて良かった!!!!オススメ感謝です♡
まとめ
・乞い願う、“求められる”こと
・やっと伝えられた言葉
tnk修正:白抜き(紙)
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
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