【あらすじ】
ヒートが来ないΩの向井正太郎は、再検査を求め理学部のαの先輩をたずねる。そこにいたのはいつも学食で見かける中谷蓮だった。「オレがΩかどうか確かめてくれない?」と頼むと、蓮はなぜか真っ赤になって承諾。そのまま肌に触れられ、いつしか体を重ねていた。事が終わって、お誘いではなかったと気づいた蓮は土下座で謝罪。「ずっときみが好きだった」と泣く蓮に対し、彼との行為が嫌じゃなかった正太郎はお付き合いを提案する。「蓮がαで俺がΩ、これが運命なのかな」幸せに浸る正太郎とは裏腹に、蓮の胸中はざわついていた。蓮はαではなくβなのだ!自分がβだと言い出せないまま、お付き合いがスタートしてしまって…!?
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【一途な陰キャβ×清貧ポジティブΩ】ピュアラブオメガバース!描き下ろし付き
出版社:芳文社
掲載誌・レーベル:花音
電子版発売日:2023年03月06日
紙の本の発売:2023年03月06日
購入:コミックシーモア
電子限定おまけ付き✿
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『これが運命なのかな』
勘違いを訂正することなく、勢いのままに。
いつだってソレに憧れていて
ずっと秘めていたこの気持ちは本当で。
どこかにいる「運命」に勝てるわけがないのに。
それでもやっぱり、手放すことなんてできない。
『オレの運命の人 蓮じゃないと嫌なのに……』
⋆研究脳ヘタレβxひたむき苦学生Ω⋆
ない「運命」よりも、心が選ぶ『大好き』を毎日。
初読み作家さん。
「運命が成立しない」βとΩだけど、“勘違い(人違い)”から恋人になった大学生の恋模様。
とってもわかりやすく正太郎くんに恋をしているコミュ弱な蓮くんも
グイグイ距離を縮めるコミュ強な正太郎くんも、どちらも可愛かった~♡
ただ、「確かめる」と聞いて秒でエロ路線に持っていく蓮くんのムッツリ感はまず一旦置いておいたとして…正太郎くんはどんな検査をすると思っていたのかな?
一人暮らしの部屋についてってベッドに押し倒されて、自ら肌を見せるなんてけしからんすぎない???ドコから採血するつもりだったんだい????♡
そんな据え膳バンザイな展開(未挿入)からの泣きながら土下座告白。
そして、蓮くんの愛の試練が始まる…っ!!!!ダダダダーン(挿入曲)
何度も誤解を解こうとしながらも合わないタイミングとヘタる意気込み。
弱い自分が嫌で。それでも、信じたいと思える愛に出会えた。
「運命」に憧れて「運命」に悲観して。
…「運命」に怖がって。
『好き』なのに感じる引け目、だけど譲れない『好き』な人。
普通に出会って普通に恋をする。
何の変哲もない普通の恋が、何よりも特別♡
αとΩの恋や“運命の番”が多い中で
αとβだったりβとΩだったりって辛い恋が多い印象があったけど、
このお話は終始可愛い!!!!!
2人の弱さも強さも関係性も、すっごく好きで読んでいてほわほわする❀
βであることのコンプレックスを抱えながら“βだからこそ”できることを見つけられた蓮くんの芯の強さがとっても好き。
同時収録短編「古川くんのとなり」は、ヤンキーへの誤告白♡
あながち間違いでもなかったっていうDKのピュアなお話でした。
これが初商業BL作品らしいですが…大好物の予感しかいないのでぜひとも続きが読みたいです。(すぐ求める)
おまけ4コマ「合格の秘訣」
「ムッツリカップル」
「ジジ専…?」
描き下ろし「エイプリルフール」
電子特典「自己嫌悪」
シーモア特典「釈然としない」
カバー裏「過保護」
すっかりバカップルな2人のやり取りが全部可愛くて癒される♡♡
まとめ
・運命なんてただの「すごい偶然」
・自分のできることを
tnk修正:tnkナシ(えちあり)
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
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