【あらすじ】
【民族BL×両性具有】王と侍女の間に生まれた第六王子のルーイには、誰にも明かせぬ秘密があった。それ故に父王に虐げられ、母の命と引き換えに「女」として政略結婚することを命じられる。嫁ぎ先は隣国、狼と共に生きる民族の住まう地。しかし、婚礼を終えた晩、番となる王子・ゼスに、王女ではないことを見破られてしまう。追いつめられたルーイは、自身が「半陰陽」であることを告白し―――。新たに紡がれる番の運命の物語、開幕。
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出版社:フロンティアワークス
掲載誌・レーベル:ダリアコミックスe
電子版発売日:2019年01月22日
紙の本の発売:2018年11月22日
※1巻
購入:ひかりTVブック・コミックシーモア
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男でもあり女でもある“半陰陽”。
出自とその身体が原因で、王族として生まれながらも自国で疎まれ蔑まれ続けたルーイが、国命によって嫁がされた先…「黒い狼」と「白い鹿」を祖先に持つ隣国で出会った、1人の“狼”。
『いざとなればお前の命が役に立つかもしれないからな』
初めは人質として。
『俺の花嫁で俺の番だ』
だけどいつしか芽生えた愛おしさ。
最低な印象からのスタートだった2人が深めていく絆、少しずつ変わっていく周囲のルーイを見る視線。
大切な人を守るために決断した、それぞれの想い。
もう本当に…ルーイが不憫すぎて辛い。
初めて読んだときなんて、いつも通りあらすじも読まずに読み始めたのでまさかの辛さにビックリして。2巻までは読んでいたけど、3巻は買ったまま読めずにいました。
が!!!!4巻発売のこのタイミングで1巻から読み返し。
どこに行っても不遇な扱いを受けてきたルーイが感じる些細な幸せ。ルーイの健気な笑顔に向けるゼスの愛が強く優しくて…そんなゼスの愛を受けて、強くなっていくルーイに胸が熱くなる。
辛くて悲しくて、だけどその中にある確かな愛情と温かさに涙が止まりません。
そして、先生がトラウマ製造機と名付けたルーイの兄・アズラク。
アズラクのしたことは決して許されることじゃないし、ルーイの存在を否定したくはないけど、、純真無垢な愛が歪んでしまうほどのあの仕打ちはあまりにも酷かった…
たくさんの人の幸せを奪った身勝手すぎるクソ野郎にはぜひとも盛大なる制裁を与えてほしい。(切実)
狼は恋に啼く・狼は花の馨りに続く、狼と白鹿シリーズ。
普段、ハピエン甘々な作品ばかり読んでいる私の中では中々ヘビーなお話。だから読めてなかったんだけど。←
まだ完結していないし辛いところがたくさんあるけど、ストーリーがしっかりしているので読み応えがすごいです。
続きがすっっごく気になるけど、読むタイミングとしては間違ってなかったはず!
これは…ユルールに嫉妬してんだろうな…(ニヤニヤ)な感じだったのに、今では完全に確立したゼスの愛が甘くて。それだけでしんどさも半減するし、ハシ様の存在にも救われる。
ユルールとマルジャの行方もどうなるやら…
2人とも大好きだから、どうか上手いこといきますように。
何か諸々、いいようになりますように!!!!!!
まとめ
・狼たちが可愛くて癒される
・早く続きをください
tnk修正:えちナシ
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
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