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nez[ネ] 1~4/榎田尤利・湖水きよ

BL小説感想作家名:(あ行)
5.0

らすじ】

鷹目兆。公安調査庁勤めの経験もあるエリート様。嫌いな言葉は「空気を読め」。趣味は預貯金。性格は神経質で潔癖で空気が読めない。煙草は大嫌い。燕千里。女の子のうなじとおっぱいとお尻が大好き。勘がよくて、だらしなくてうるさいお調子者。愛煙家。ある特異体質持ち。まるきり正反対の鷹目と千里が出会ったのは、相性診断サービス会社CAS。相性は最悪で最高なふたりが相棒を組むことになったが!? 

https://www.cmoa.jp/title/1101085258/

出版社:大洋図書
掲載誌・レーベル:SHY NOVELS
電子版発売日:2014年08月29日
紙の本の発売:2012年10月30日
※1巻
購入:コミックシーモア


電子イラスト付き✿
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第一印象は「怠惰で下品で不潔」。
嫌悪しか感じなかった、仕事の相棒。

だけど、時折見せる表情に。
その甘い香りに。
強固だと自負していた理性が、崩壊する。

『お前が一番大切だ』

⋆潔癖理系xおちゃらけ特異体質⋆
愛の意味を知り確立した、揺らぐことのないプライオリティ


FFさんの感想ツイで気になっていたこちらの作品、タイミング良く別のFFさんにもオススメしてもらえたので、とりあえず1巻~…みたいなノリで読んでみたら止まらず4巻まで一気読み。

性格・気質共に正反対だけど、だからこそ補い合える最高の相棒バディ

2人で解決していく様々な依頼、そこで起こる事件やそれに関わる人間模様にハラハラドキドキ時にほっこり。そして深まっていく2人の関係にキュン。

相互視点でテンポ良く紡がれるお話が、本当に面白かった!!!!!

罵り合い、ケンカばかりしながら。
それでも互いを知る内に変わっていく印象、縮まる距離。

初めて2人で酔い潰れ迎えた朝、おぼろげに残る記憶に戸惑って。
初めての「あらがいがたいにおい」に溺れて。
言い訳して、言い聞かせて。

時間をかけて自分の中に溶け込ませていく、無自覚に芽生えていた『特別』の感情

鷹目視点だと焦れ甘くて
千里ちゃん視点だと少し切ない、
恋と呼ぶには強すぎる本能の冀求がとても丁寧に書かれていて、読み進めるほどに2人のことが大好きになる!

みっともなく滑稽な欲望、“所有”ではなく“同化”
鷹目の愛がめちゃくちゃ重くて素晴らしいです。(拍手)

最近はずっと小説の波が来なくてポツポツとしか読めていなかったけど、やっぱり面白いな~♡

散りばめられた伏線の回収
夢中になって文字を追ってしまう怒涛の最終展開がほんとすごかった。

改めて小説を読むことの楽しさを感じさせてくれたこの作品と、オススメしてくれた2人の大好きなFFさんに感謝です♡

とめ
・残念ハンサムの最強コンビ
・自分自身よりも大切な存在
・ポジティブな愛だけを、

最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥

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