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イキガミとドナー 二人のイキガミ 上・下/山中ヒコ

BL漫画感想作家名:(や行)
5.0

らすじ】

死が二人を分かつまでーーーー

舞台は未来世界。
防衛省の新人官僚・柴田は国を守る最強戦闘種“イキガミ”・春人のドナーだと判明した。
ドナーはイキガミの唯一の癒し手。
春人を懐柔し、国のために操ろうとする柴田だったが、心柔らかな少年の春人は、すぐに柴田に恋してしまう。
生死をかけたパートナーシップを結ぶ自分たちの関係に苦悩しながらもひたむきな想いを傾けてくる春人に、柴田の心は徐々に溶け始めーー。

ドラマチックSF、待望のスピンオフ!

https://www.cmoa.jp/title/264221/

出版社:祥伝社
掲載誌・レーベル:onBLUE
電子版発売日:2023年03月25日
紙の本の発売:2023年03月25日
購入:コミックシーモア


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※特典には限りがあります。


『大好き…ずっと一緒に居たい』

救うことも守ることも
言葉を返すことすらできず。
失ってしまった、初めての愛。

⋆健気イキガミx不器用ドナー⋆

『…柴田さんが隣で笑ってくれてたら
           それが幸せです』

応えられないと言いながら
捨てることもできずに逃げ回り。
“未練”になってしまった、2度目の愛。

⋆執着イキガミx防衛省官僚⋆

愛した2人のイキガミ。
永遠の過去と歩き出すこれからの未来。


イキガミとドナースピンオフ。
鬼道くんと吉野さんの良き理解者であり
元「ドナー」であることが明かされた柴田さんのお話です。

努力をして積み上げてきたもの、
自分の“約束された将来”のために
意図的に優しくして。
向けられた好意すらも利用した始まり。

だけど「偽りの好意」も口にできない不器用さ。
自分が宣言した「言葉」に縛られ
育っていく「本当の気持ち」を伝えられない心が苦しくて…
そのまま、失ってしまった悲しみが
復讐にすり減らした苦しみが
なくなることのない怒りの矛先が
何て言葉にしていいのかわからないくらい、辛いけど。

“復讐のためだけ”だと言う柴田さんの10年間は、確実に誰かの支えになっていて。
起こした行動もまた、たくさんのイキガミたちに選択の権利を与えることになって。
愛する人から何も“奪わない”ために自らを犠牲にした愛が残した痛みがもたらす変化は、確かに明るくて、。なのにどうしても…やるせない気持ちも感じてしまう。

それでも、何度逃げられてもめげることなく追いかけ続ける滝くんの愛と
きっとこれからもなくなることのない、春人くんの愛があるから。

エピローグ「送り火」で起きた奇跡に、涙が止まりません、、

そしてこちらでも鬼道くんと吉野さんは仲睦まじく♡
辛い展開の中、無意識レベルでイチャつくバカップルの存在が癒しになっていました。

本編後のショート劇場「10年」では2人の番外編が。
ドストレートな牽制がたまらん♡♡

紙・電子共通特典は「柴田さんのかわいいところ」
匂いは何よりの相性診断♡

希望の影に捨てられた闇が起こした悲惨な事件は、人間イキガミを人間とも思わない奴らへの制裁として。加害者が被害者で被害者が加害者、例え気狂いしてでも苦しみが少しでも癒えていたらいいな、。

とめ
・健気&ストーカーW年下ワンコ
・幸せの在り処
・来年もまた会えたら、

tnk修正:トーンtnk(ほぼナシ)

最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥

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