囚われねずみの愛結び/鳴坂リン
4.3
【あらすじ】
【私を煽って 悪い子だ──。】一族に伝わる「神様のお嫁様」の呪いを受けた朔夜は、何年も病院に幽閉されていた。呪いによる発情を抑える方法はただ一つ、契約した「守人」とセックスをすること。ある夜、発情に身もだえる朔夜を救ったのは、医師のルーカスだった。呪いのことを知り「守人になる」と言いだすルーカス。巻き込みたくないと拒む朔夜だったが、温もりをくれる彼に惹かれていき──。
https://www.cmoa.jp/title/279373/
出版社:フロンティアワークス
掲載誌・レーベル:ダリアコミックスe
電子版発売日:2023年11月22日
紙の本の発売:2023年10月20日
購入:コミックシーモア
電子限定描き下ろし漫画付き✿
『君のことは私が守る』
その“変化”を受け入れられず幽閉されて3年、
独り夢見る「守人」の存在。
だけど叶わないと思っていた儚い夢を
理不尽なこの《役割》を
受け入れてくれた、運命の人。
『どんな場所でも私は君と生きていきたい』
⋆スパダリ医師x囚われのお嫁様⋆
愛する守人と共に歩む、幸せな未来。
お嫁様シリーズ第二弾。
第一弾、一途なうさぎの恋結びにて幽閉状態と言われていた『愛知の鼠』のお話です。
先祖返りをして以来、病院の一室に幽閉されていた朔夜くんを見つけてくれたお医者様。
金髪碧眼の容姿に加え、朔夜くんを救い出してくれるルカ先生はもはやお医者様というか守人というか王子様。
その《役割》や《制限》を聞いても一切の躊躇もせず、自分の立場すらをも顧みず。ただただ朔夜くんのことだけを考え差し出す手が優しくて。
“呪い”のせいではなく“愛し合う”ために重ねる身体は、心まで満たす愛で溢れていました。
重ねる密会と2日間だけの逃避行。
“囚われ”のお嫁様と育む愛には、
立ち塞がる障害があり
順風満帆とはいかなかったけど。
『守る』と言った言葉の通り
『幸せにする』の誓い通り
諦めることのない朔夜くんへの強い想いが救った命。
ルカ先生に愛されることで強くなった朔夜くんの自我が感慨深いです。
そして、やり方こそ間違っていても
“救いたい”気持ちに嘘はなくて。
そこにちゃんと親としての愛があって良かった。
シリーズとしては第二弾ですが、
こちら1冊だけでも先にどちらから読んでも
問題なく読めるお話になっています♩
でも一途なうさぎの恋結びの方が“先祖返り”について詳しく描かれているってことと
朔夜くん初参加のお嫁様会議で後ろにいる隼人くんと結以くんを見つけたときの喜びっていう部分で、第一弾から読むことを推奨します♡
次こそは蛇でしょうか…🐍
描き下ろし「お嫁様会議の夜」
熱烈キュートアグレッション♡
描き下ろし「烏の恋煩い」
小出しにされる烏の事情が気になりすぎる。
電子特典「守人寄合に内情」
シーモア特典「幼な妻」
“我が嫁一番主義集団”にすぐさま馴染めそうな朔夜バカっぷりが素晴らしい♡
まとめ
・宝石のような救世主
・苦難の先の幸福
・愛する人と見る桜
tnk修正:白消し
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
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