あらすじ
「晴人と、一緒に生きていきたい」
小説家の晴人とサラリーマンの晃は、大学時代からの恋人同士で同棲中。
https://www.cmoa.jp/title/301648/
数年前の事故以来、晴人は車椅子生活になったけど、大好きな人と一緒に暮らす毎日にささやかな幸せを感じていた。
でも、誰よりも晃のことを想うからこそ、晴人には『小さな秘密』があって……
誰にでも起こりうる「人生の選択」を描いた、ボーイズ・ラブストーリー!
出版社:リブレ
掲載誌・レーベル:クロフネCOMICS くろふねピクシブシリーズ
電子版発売日:2024年09月19日
紙の本の発売:2024年09月19日
購入:アニメイトブックストア
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“ちょっと少数派なだけの
どこにでもいる恋人同士”
始まりは、ありあまる好奇心と衝動と欲求。
いつか「思い出」になるはず、だった
そんな関係を変えた、あの日の出来事。
少し不自由で、面倒で
掴み損ねた夢もあるけど。
それ以上に、「今」を手放したくないから。
『一緒に生きてみたい』
⋆全力リーマンx車椅子作家⋆
「この瞬間」を、少しでも長く。
感想
初読み作家さん。
決して他人事ではなく
ファンタジーでもない、
リアルな恋人たちの人生が
とても丁寧に描かれていました。
人生を変えた一瞬の出来事。
命があった“奇跡”も
生きなければならない“義務”も
苦痛でしかなくて。
たくさんの救いをくれる恋人の存在に
何よりの「絶望」を教えられて。
「お守り」を胸に
「あと少し」の人生を生きてきた晴人くんの心は、
どれだけギリギリで保っていたんだろう。
そして、そんな晴人くんを支えてきた晃くんも。
愛する気持ちにも支えたい気持ちにも
もちろん偽りなんてなかったんだろうけど。
自然と天秤にかけて捨ててきたモノたち、
目を逸らしてきた未練。
小さくとも重たいそのしこりが
どれだけ心に無理をかけていたんだろう。
想像するだけで、すごく痛くて、
どうしようもなく辛くて。
だけど、それすらも
『悪くないかも』と思える愛の強さに。
「生きたい」と思える、心の強さに。
何度繰り返し読んでも、涙が止まりません。
2人の関係の始まりもその感情も全部
キレイゴトだけじゃない人間味が好き!!!
先輩の立ち位置や関係性も良かった~
2人の間にあるそういう隔たりが
完全になくなることないかもだけど…
それこそ、どこにでもいる恋人同士。
大変なことは分け合って
楽しいことは一緒に。
そんな2人の人生に触れることができて幸せでした。
描き下ろし・各特典
後日談:お疲れ晃くんの癒し
番外編①「晴人の気まぐれ」気まぐれの理由
番外編②「晃からのプレゼント」スゲー色への愛着
エピローグ:悲劇なんかじゃない、2人の生涯
電子特典:デレ晴人
アニメイト特典:ねこ晴人
まとめ
・夜のコンビニアイス
・不便だけど不幸ではないbyヘレンケラー
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
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