【あらすじ】
山奥の尼寺育ちの少年・宮は江戸にある大名家の下屋敷に奉公に行くことに。そこには文武両道で役者顔負けの男ぶりである一式家次男・惟光が住んでいた。公にしていないが彼は将軍のご落胤だという。惟光の屋敷で客人のようにもてなされる宮は、手伝いに来たはずなのにと不満に思うけれど、何でも出来て自分に優しくしてくれる惟光に淡い気持ちを抱くようになる。屋敷に集まる個性的な友人たち、江戸の楽しい街並み。尼寺では感じられなかったさまざまな体験をして宮はずっとこんな風に過ごせたら、ずっと惟光といられたらと思うようになるけれど宮には誰にも告げてない秘密があってーー。
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出版社:幻冬舎コミックス
掲載誌・レーベル:幻冬舎ルチル文庫
電子版発売日:2020年12月17日
紙の本の発売:2020年12月17日
江戸にある武家の下屋敷。
そこの主である惟光様の元に預けられることになった、尼寺育ちの“宮”。
純真無垢な宮が本当にいい子で可愛くて、
そんな宮を愛でる惟光様が甘~い!
無自覚にイチャイチャするふたりも、
自分たちの距離感に気付いて意識し合うふたりも、
甘酸っぱくて微笑ましいです♡
閨事に関して何の知識もない宮の、無垢故のお預けが最高に可愛くて最高に惟光様が気の毒でw
枕絵を見ながら指南を受ける宮が涙目になって青くなってるのがもう…ww
文字通り頭のてっぺんから足の先まで可愛がられる宮が初心いのに、それがまたやらしくてたまりません♡♡えちに積極的なのも可愛い。
だけど幸せで微笑ましいお話の中にある、宮の悲しい過去と覚悟。
宮の命を救い、大切なものを取り戻してくれた惟光様の深い愛情と碁会所の人たちの人情が本当に温かくて、江戸言葉で進んでいくお話をちょっとハラハラしつつ終始ほっこりと読むことができました。
大正ロマン?とかの時代物はたまーに読むけど、江戸時代のお話を読むのは初めてかも。
正直あまり歴史系は詳しくないのに文章からひしひしと感じるお江戸感が新鮮で楽しかったです♬
けどあとがきの後にある追記で何とも切ない気持ちに。
たくさん、宮に良くしてくれたふたりにも幸せになってほしいよぅ、、
ちょっとしんどくてもいいから…しんどいの苦手だけどハピエンを信じて見届けるから…!!
荒木のだんなさんと希之助さんのスピンオフをください。
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最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
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