あらすじ
神使たちの“お休み処”の宮司・正隆(まさたか)は、ひと月ごと交代で十二支に憑かれ、憑かれている間は十二支の影響を受ける、困った体質だ。そんな正隆のもとに、古万乃(こまの)神社の御祭神・コマと胡太朗がやってきた。十二支を決める競争で猫は鼠に騙されたことから、喧々囂々とするコマと十二支たちをよそに、正隆と胡太朗は惹かれあい――!?
https://www.cmoa.jp/title/124995/
出版社:新書館
掲載誌・レーベル:シア
電子版発売日:2017年01月14日
紙の本の発売:2017年01月14日
購入:ひかりTVブック
無料試し読みはこちら↴
『君と逢えて本当に嬉しいんだ』
“十二支憑き”と“猫憑き”。
立場は違えど、他人に忌み嫌われる孤独を知る2人の出逢い。
そして、静養のために「お休み処」へと訪れた十二支を憎む“猫”と十二支たちが一話一神使、十二話かけてほぐしていくわだかまり。
拠り所として選ばれた2人の過去が苦しくて、だけどそれ以上に神使たちとの絆が温かい。
十二支色恋草子シリーズの始まりです。
感想
完結巻を読んで、無性に読み返したくなって無印から。
もう何度も何度も読み返しているんですが今回は特に、1巻からずっと涙腺がやばかった。
無印は十二支の憑き月によって正隆さんが受ける影響がメインみたいなところもあるけど、最初から最後までずーーーーーっと感じるコタとコマの強い絆。
2人が今までどんな風に生きてきたのか…考えるだけで涙が止まりません。
そんな2人が少しずつ「お休み処」に馴染み、笑顔を見せてくれるのが嬉しくて。
甘えるコタとモンペなコマが可愛くて、それだけでも涙が。
もちろん、(一応メインであろう)正隆さんのコタ溺愛・十二支たちの個性もたっぷりと✩
わちゃわちゃ楽しかったり、コタコマとの関係とかがちょっと険悪ムードでハラハラしたり…だけどお話が進んでいくごとにしっかりと甘さも増してきて、一話一話読んでいくのが本当に楽しい。
そしてその中でもやっぱり推していきたいのが、十二支の性癖。
正隆さん自身が持つねちっこさと独占欲+それぞれの動物的特徴がとっても美味しいです♡
ついでに、楠と清忠さんとこは中々最低な始まりだったな~ってのも思ってしまう。あのときは清忠さん嫌いだったから正直ざまぁ感しかなかったけど…猪突猛進も程々に、ですね。結果オーライだけど。
十二支以外にもたくさんいる可愛い動物たちにとにかく癒されるので、溺愛+もふもふ好きには全力でオススメしたいです♡
まとめ
・推し干支論争したい
・けどみんな好きだから順番に十二支の可愛さ語っていくのも楽しそう
tnk修正:白ボヤ
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
コメント