【あらすじ】
この国には、鴆(ジェン)という鳥人がいる。有毒の食物を好んで食べ、体内に溜め込んだ”毒”を”色”に変えると、鮮やかで美しい羽根をつくる。毒の強さは鴆の誇りだった。しかし、いつしか人々はその羽根の美しさに魅せられ、より美しい鴆を飼うことをステータスとするようになり……。一番美しい鴆と名高いツァイホンと、かつてツァイホンの毒によって兄を殺されたフェイ将軍。憎しみと愛が交わる人外BL――！
https://www.cmoa.jp/title/109283/
出版社：プランタン出版/Canna Comics
電子版発売日：2016年03月18日
紙の本の発売：2015年12月28日
※1巻
購入：ｺﾐｯｸｼｰﾓｱ
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美しくない鳥に価値はない
そんな、人間の道楽に人生を左右される鴆(ジェン)と鴆(ジェン)を愛する者。
兄を殺した仇、知らずにいたその内情。
『番 私じゃあ駄目か？』
⋆元鴆飼の武人ｘ「最も美しい鴆」⋆
遺された本当の思い、初めての愛の選択。「鴆－ジェン－」
色の劣る鴆に価値はない
そんな価値観に虐げられる白と黒。
神々しく輝き、夜空を纏う。それが意味することは。
『運命の番が互いに現れるまでオレら一緒に居よう？』
⋆毒を捨てた鴆ｘ捨てられた鴆⋆
命がけで叶えたい、“誰か”の願い。「鴆 比翼の鳥」
初読み作家さん。
気になりながらも表紙に尻込みをしてしまっていたシリーズを、安心安全FFさんのオススメでっ✩
シーモアで1・2巻となっていたので、ひとまずこちらの2冊から読んだんですが…
こんな素敵な作品を読まずに人外好きとか言っていた自分をどうにかしてやりたい。
と思ってしまうほど、
美麗な作画はもちろん、ストーリーと世界観・キャラたちが本当に魅力的でした。
種族を超え、誇りを捨ててでも共に生きようとする人間ｘ鴆が描かれた「鴆－ジェン－」と
羽の色が原因で共に過ごした幼少期…“あること”がキッカケで関係が変わってしまった幼馴染の鴆ｘ鴆が描かれた「鴆 比翼の鳥」。
メインカプは違うけど、しっかり繋がっている2作を続けて読むことができて幸せが倍増です。
鴆が「猛毒を持つ鳥人」であることで起きた悲劇や
その羽の色に見出されていた価値、
そしてそれを覆す出来事によって傷つけられた心が、
どうしたって苦しくなってしまうけど…
確かな愛が、しっかりとあるから。
決して、ひとりじゃないから。
その苦しみを乗り越えた後の愛くるしさに涙が止まりません。
“意図的”に、人を寄せ付けなかった甘えたなツァイホン。
愛した相手の幸せを望み、強かさを演じたリウシン。
ただ純粋に、その煌きに恋したジーイエ。
猛毒を持ち獰猛な気性だと恐れられていた鴆たちが、みんな本当に可愛い！！！！！
そしてツァイホンを愛し鴆たちを守る元鴆飼のフェイは、見た目も中身もとってもいい男♡
メインが繋がるこの2冊をまとめましたが、本当は間に「極夜」という作品があって、そちらには「鴆－ジェン－」の番外編が収録されています。
時系列的にはそちらが先なので、時系列的なのが気になる方はぜひそちらから♩(近々感想も残します)
読めて良かった！オススメ感謝✩
まとめ
・リウシンに埋もれて眠るジーイエ…(悶)
・嫉妬深い攻めと無邪気な受けちゃん
tnk修正：白抜き
最後まで読んで頂きありがとうございました！(ㅅ´³`)❥❥
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