【あらすじ】
殺せない殺し屋×盲目の青年
【孤独を溶かす救済】圧倒的画力で紡がれる、孤独な二人の恋物語――。
期待の新鋭デビュー作!
「本当の俺を知ったら…きっとあんたは失望する」
殺し屋の千夏は、運命に再会した。
運命の名は、佳澄。
目の前で兄を亡くしたとき、手を差し伸べてくれた少年である。
数年後、千夏は偶然ひったくりに遭った佳澄を助ける。
目が見えないと話す佳澄を放っておけない千夏は近付くべきではないと思いながらも、彼と距離を縮めることになるが…。暗闇にとらわれた二人がお互いの孤独を溶かしてゆく、救済の物語。
https://www.cmoa.jp/title/252945/
出版社:シュークリーム
掲載誌・レーベル:from RED
電子版発売日:2022年10月07日
紙の本の発売:2022年10月07日
購入:コミックシーモア
電子特典付き✿
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5年前の過ち、自分の“失敗”で失った大切な命。
ずっと頭から離れないあのときのこと
真っ直ぐに自分を捉える、あの瞳との再会で揺れる心。
“今 この夜が俺達だけのものであったなら
どんなに良かっただろう”
馴れ合うことなんて許されない、
赦される、べきじゃないと
心でわかっていても、。
その瞳が、どうしようもなく愛おしい。
『この先も…ずっと 俺の傍で笑っててくれる?』
⋆殺せない殺し屋x盲目の青年⋆
それは我儘なんかじゃなくて。共に願う、2人のこれから。
初読み作家さん。
普段なら避けてしまいそうな切なげな表紙ですが、安心安全なFFさんのオススメで。
デビュー作とは思えない画力、
繊細なストーリーと心理描写に一気に引き込まれました。
見えているものから目を逸らし、“義務”のように与えられていた「仕事」。
「価値」を失い、暗闇の中で月の光を探すように、ひっそりと。
夜の闇を恐れていた2人が出会い、見つけた灯り。
手を取り歩いた、外の世界。
交わることのないはずの2つに夜が重なり、迎える朝。
明るい光の下で笑い合いながら流す涙が、キラキラ眩しいです。
愛の矛先を間違えてしまったお父さんが家族に対して犯した罪は「不器用だった」なんて言葉では片付けられないし、もう取り返すこともやり直すこともできない。それでも、冷酷なだけではなかったのかなって思うと何ともやるせない気持ちになるけど、、何をしても償えるような罪じゃないから。
これからは独り、孤独な闇の中で生きていってほしい。
居場所を見つけた2人の1年後が描かれた描き下ろし、本当に幸せそうな佳澄くんの笑顔に涙が出るし、先生のあとがきに添えられたオフショット、カバー下のおまけイラストで崩壊しました。
序盤と終盤の表情の変化に、読み返すほど涙が止まりません。
シーモア特典「笑ってほしい」
電子特典「お昼寝」がどちらもほっこり幸せ。聡くん好きだ。
この幸せを読めて良かった!オススメ感謝です♡
(こんなに素敵なお話なのに千夏くんの身体つきと佳澄くんの無垢な色気に悶えてしまったのは内緒。←)
まとめ
・初めて知る夜の温かさ
・“綺麗”なのは出会えたから
tnk修正:えちありtnkナシ
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
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