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気高き騎士は初心な王子を一途に愛す/釘宮つかさ・みずかねりょう

BL小説感想作家名:(か行)
4.6

らすじ】

国王レオンハルトの異母兄弟で末弟のユリアンは、あと数年で成人を迎えようとしている。
兄レオンハルト、そして従兄のクラウスが男性と結婚したこともあり、母親から必ず跡継ぎをもうけるようにとずっと言われて育ってきた。
しかし、そんなユリアンにはセルジオという想い人がいる。
だが自由でいられる期限まであと数年しかない上、声をかけることも出来ずにいて……!?
無垢な神官シリーズスピンオフ!

https://www.cmoa.jp/title/1101355169/

出版社:オークラ出版
掲載誌・レーベル:プリズム文庫
電子版発売日:2022年07月25日
紙の本の発売:2022年07月25日


電子限定特典付・イラスト無✿
無料試し読みはこちら↴


十四年前から、ずっと。
憧れの存在へ抱き続けていた恋慕。

だけど、愛する人と結ばれる未来は来ないから。
残された自由な時間、断ち切らなければならない恋心に終止符を、。

“いつもあなたのことを想っています”

⋆穏やか騎士x健気王太子⋆
たった一言、一通の手紙に込めた一途な想い


王子は無垢な神官をこよなく愛すスピンオフ、シリーズ4冊目✩
レオンハルトの異母弟・ユリアンのお話がついにっ♡

国王の異母弟であり、前国王の三男。
本来なら王位継承問題にも関わらずにいられる立場のはずなのに、実母であり王太后の野心に縛られてしまう王太子・ユリアンが胸に秘める恋心が可愛くて切なくて。

セルジオの心はわかりづらくもわかりやすく、立場を慮り誠実にユリアンを想う愛し方がすごく好き。

愛する人に愛されたことで強くなり、今まで気付けなかったことに気付く。

縛られながら、窮屈な思いをしながら。

辛い境遇でありながらも、羨みこそすれど誰かを“恨む”ことのないユリアンの心が本当にキレイで…
散々ユリアンを苦しめていた母親とマチルダからの誠意のある謝罪を求めちゃう自分の心がちょっと恥ずかしくもなるけど。

そんなユリアンだからこそのこれからの未来が、たくさんの幸福に満ち溢れますように。
セルジオに愛されながら、自分のできることを精一杯頑張りながら、楽しく過ごせますように。

そう、願わずにはいられません。

シリーズ4作目ですが、こちらは単独でも問題なく読めますよ~☆ただ、1・2作目のカプも出てくるので順番通りに読んだ方がわかりやすくはあるかも。
でもこちらを先に読んで、気になったら他作品も…っていう流れもありです♩

シリーズ完結とのことですが、ダヴィド王太子のお話もいつか読める日を楽しみにしています。

コミコミ小冊子は「ブラコン兄の憂い」。
おねだりユリアンの可愛さがとんでもない♡

そしてこちら、読むのが遅くなってしまったんですが…
8月で釘宮先生が10周年だったみたいで。

そんな大事な節目の時期だったのに、気付くのが遅くなりお祝いの言葉も贈れず、、でしたが改めて。

釘宮先生、祝✩10周年っ⌖꙳✧˖°

まだ読めていない作品もありますが…初めて先生の作品を読んだときから、きっとこれからもずっと。先生のお人柄も含めて、本当に大好きです♡

本編でもあとがきでも見えてくる先生の心配りや優しさにいつも温かさを感じています。

素敵な作品への感謝を込めて(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚

とめ
・長い長い(両)片想い
・セルジオの救い
・取り戻した奇跡

最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥

ンキング参加しています♬꙳♩*。
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