あらすじ
手を触れた者の運命の相手が見える』という不思議な力を持つナザリオは、第一王子の花嫁を占ってほしいという大国からの依頼を受けた。
https://www.cmoa.jp/title/1101251239/
ようやく着いた目的の国で最初に出会ったのは、偶然にも第一王子のレオンハルトだった。
レオンハルトは、ナザリオが自分の花嫁を占うためにやってきたと知ると態度を硬化させ、すぐさま帰国するよう促した。
だが、なんとか占う許可を得たナザリオが見た、王子の運命の相手は──。
出版社:オークラ出版
掲載誌・レーベル:プリズム文庫
電子版発売日:2019年08月23日
紙の本の発売:2019年08月23日
購入:ひかりTVブック/紙
電子イラスト無✿
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感想
完全に表紙とタイトル買い!甘く強い愛が詰まった作品です♡
『つまり――俺があなたを愛するのは、神に導かれた運命だったということだ』
貧しい国の孤児院で育った神官・ナザリオの地獄のような生い立ちと痛々しい傷痕。ナザリオが隠し続けてきた古い傷痕に憤りを感じながらも、慈しむようなレオンハルトのキスが甘くて熱っぽくてやらしい。
“日課”になったレオンハルトのまめまめしいお世話(意味深)でいじられすぎた乳首が腫れて痛いって顔を真っ赤にして訴えるナザリオが可愛すぎる…その訴えのせいでレオンハルトによる更なる乳首責めと誘導尋問にあっても何の疑いもなく受け入れちゃうナザリオの無垢さがたまりません。そしてレオンハルトの変態硬派疑惑が濃厚です。
わかりやすく疑いようのないレオンハルトの溺愛とそれに気付かないナザリオ。恋を知らないナザリオが、無自覚なままレオンハルトへの想いを慎ましくも素直に伝える言葉がいじらしくて仕方がない!
植えこまれた恐怖心から抜け出すことができなかった、あまりにも身勝手で非道卑劣な行いにも終止符を。
ただ、ついついいつもクソヤロウには制裁をを声高に求めちゃうから、そこは脳内補完でメッタメタに制裁してやろうと思います。(陰湿)
『国のために尽くす以外の俺は、すべてあなたに捧げる。だから、神官として神に奉仕する以外のあなたの、なにもかもを俺にくれ』
ナザリオの家族・愛らしく勇敢なピーノとロッコも同様に、永遠に愛すると誓うどこまでも優しくて深いレオンハルトの愛情が好き。
初読み作家さん。紙書籍で買わなかったことを本気で後悔しました…だって挿絵がないんですもん。いや、ちゃんと説明あったのにケチって電子で買った私が悪いんだけど。
せっかくのみずかね先生なのに…ピーノとロッコ見たかった…
ってことで近々紙でも買い直し♩
こんなにタイトル通りでいいのかって思うくらい、本当に無垢な神官が王子様(次期国王)にこよなく愛されていました♡
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
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