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狼殿下と黒猫新妻の蜜月/貫井ひつじ・芦原モカ

BL小説感想作家名:(な行)
5.0
あらすじ

声を失った猫獣人のシェインは、本物の王子の身代わりとして狼獣人の国の王弟で騎士ランフォードに嫁ぐことになる。思いがけずランフォードと心を通わし、互いが唯一無二の番となる。だが死者の魂が帰ってくる祭りを迎え、シェインは毎夜魘されるようになる。さらに狐獣人の国からランフォードを篭絡するために送り込まれた公爵・カテリーナが、声の出ないシェインを愚弄し、ランフォードの逆鱗に触れる。不安になるシェインに、「私の伴侶はシェインだけだ」と揺るぎないランフォード。だが、シェインは声を取り戻したいと願い…?

https://www.cmoa.jp/title/1101319766/vol/2/

出版社:KADOKAWA
掲載誌・レーベル:角川ルビー文庫
電子版発売日:2023年04月01日
紙の本の発売:2023年04月01日

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狼殿下と身代わりの黒猫恋妻/貫井ひつじ・芦原モカ


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『私のために声を捨ててくれてありがとう』

声を“捨てた”、あの日の記憶。
あの傷ついた水色の瞳に募る、自責の念。

だけど、だからこそ出会えた最愛の番
辛く悲しい過去があったからこその

『ーー私の側で、幸せになってくれ』

寡黙な騎士様(狼獣人)x初心で内気な黒猫(猫獣人)
どこまでも優しく甘い、幸せな愛。

感想

貫井先生2ヶ月連続刊行第2弾っ✩
狼殿下と身代わりの黒猫恋妻の続編です♩

今回は無礼で不愉快で滑稽な狐獣人の使者が波乱を巻き起こそうとしていたけど…そんなのちょっとしたそよ風程度でしかないくらい、相も変わらずランフォードの愛が重い

ただ、それとは別のところでシェインの心を削る「ロルヘルディ」の夜。

シェインの元を“訪れる人”とその“意味”、
過去の記憶が辛くて。
そして、それがそよ風すらも沁みてしまう原因になることが腹立たしい。

でも、そんなときのランフォードの言葉。
そっと寄り添い優しく問い、
怒ることのできないシェインの代わりに憤ってくれるその愛が…っ!!!!!♡

生きていることすら奇跡であるような過去、だけどその積み重ねが作った“今”のシェイン。
ランフォードとの出会いが「過ち」なんてことは絶対にないから。
やっと、過去への罪悪感を払拭できたのかなって思うと感慨深いです。

どんな理由があっても、どんなに自分が辛くても、してはいけない選択ってのがあるのよね。

ランフォードの激重愛はもちろん、シェインを家族として愛する人たちや微笑ましく見守ってくれる使用人たちの温かさに、不安になるようなことはありません。
糖度ももちろん増していますが、1巻にプラスしてシェインを利用したクズへの制裁も見れてスッキリ度も増し✩

続編が読めて本当に嬉しかった~♡♡

コミコミ小冊子は本編ラストのその後。
最後までシェインが健気で可愛くてランフォードがでろ甘でした♡♡

まとめ
・声と共に捨てた存在
・狼獣人の『番』への愛
・音が付く、大切な名前。

最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥

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