【あらすじ】
捜査一課から飛ばされ、さらに内部調査を命じられてやさぐれていた山下は、ある事件で検事となった高校の同級生・須和と再会する。彼は、昔よりも冴えないくすんだ印象になっていた。高校時代に想い合っていた二人は自然と抱き合うようになるが、自らの腕の中でまるで羽化するように綺麗になっていく須和を目の当たりにし山下は惹かれていく。二人の距離が徐々に縮まっていく中、須和が仕事で地方へと異動になることが決まり…。
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出版社：幻冬舎コミックス
掲載誌・レーベル：リンクスロマンス
電子版発売日：2015年10月09日
紙の本の発売：2012年11月30日
購入：ｺﾐｯｸｼｰﾓｱ
電子イラスト無し✿
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当然のようにそばにいたあの頃、
一線を踏み越えることにためらい
不誠実だった自分。
それでも、愛おしいと思える唯一に
もしも許されるのならば、。
『君の人生を俺に負わせて下さい』
⋆やさぐれ刑事ｘ健気な検事⋆
今度こそ『死が二人を分かつまで』。
平河寮シリーズ、今回は「組織犯罪対策部」の刑事と検事の再会愛。
違えた約束、不本意な異動…
心が荒み自分の立ち位置すらもわからなくなっていた
“スレてやさぐれた三十男”が息を吹き返す姿に心打たれました。
受けモンペ的にはNGだらけだった身勝手で不誠実な男。
再会した時の感じの悪さも相まって
山下さんには正直ちょっとイラッとしたんだけど。
だからこそ感じる人間味と
須和さんと過ごす時間の中で変わっていく心に惹かれて。
背中を向けられても尚忘れられず、
再会を望み再会を喜び
何も“期待”することもなく、ただ一途に。
そんな須和さんのいじらしさに、切なくなる。
だけど、いじらしいが故の強さもあって、
気付けばすっかり山下さんが翻弄されてしまっていることにほっこりと。
再会したことで個々としても確実に良い方向に向かっている2人の関係がすごく素敵でした。
実は尽くし屋さんだった山下さんが尻に敷かれそうな未来を想像するだけで幸せ♡
山下さんが組対二課ってことで、残忍な事件もあり。
刑事としての矜恃を試される場面もあり。
“きれいじゃなくても誠実に”
そんな生き方を、私もしていけたらいいな、。
次は天使のささやきっ✩
まとめ
・“ツヴァイ”の意味
・自分の正義と信念を
最後まで読んで頂きありがとうございました！(ㅅ´³`)❥❥
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