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雨上がりの僕らについて 1・2/らくたしょうこ

雨上がりの僕らについて
BL漫画感想作家名:(ら行)
あらすじ

いつか雨が上がるように、僕らはゆっくり恋していく――。東京で暮らす社会人の奏(かなで)は、ゲイであることを隠し、もう恋はしないと心に決めていた。そんなある日、奏の前に、高校時代の親友であり、かつて「特別」な想いを寄せていた相手でもある真城(ましろ)が現れる。6年ぶりの再会。動揺する奏に対し、真城は信じられない言葉を口にする。これは「押し強めな天然男子×ネガティブピュアボーイ」の、涙が出るほど不器用で温かい恋。 連載話の続きの第6話は、コミックスのみの約30ページ描き下ろし。

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/208185/

出版社:一迅社
掲載誌・レーベル:comic POOL
電子版発売日:2020年02月21日
紙の本の発売:2020年02月21日
※1巻
購入:ひかりTVブック・コミックシーモア

シリーズ関連記事

雨上がりの僕らについて ―そのさき―/らくたしょうこ


『作ってこうよ二人で』
『俺たちの正解を』

特別だった相手との偶然の再会。
隠していた気持ち、諦めていた幸せが突然のゴリ押し愛で急速に動き出す♡

…だけど、幸せな時間の中で感じる作られた壁。
知らされていなかった真城くんの複雑な家庭事情。
中学生で父を亡くし心を壊した母親に押し付けられる、身勝手で恩着せがましい愛情への処世術が痛々しくて苦しくなる、、
無意識に感情を抑え、受け入れることでやり過ごしていた真城くんが安心して心から笑えていた唯一の場所…表情豊かな奏くんと一緒にいる真城くんの笑顔がすごく可愛くて、貼り付けた笑顔が辛い。

『お前のいいところも弱いところも
 俺にとっては全部大事だよ』

家を出て離れた後でも続く毒親の呪縛。
いつだって逆らわず肯定ばかりしてきた真城くんの、初めて見せる心。
奏くんに縋り、流した涙が切なくて、、泣きながら抱き合うふたりに号泣。

『俺はたぶんこの先ずっと奏が一番大事』

譲れない、大事なもののために向き合う強さを。
愛する人がいる自分の気持ちを、もう二度と無視しないように。

感想

1巻を読んだときに感想を残していなかったので、読み返しつつ感想をまとめて❀
pixivで連載追っていましたが、やっぱりコミックスになって一気に読むと余計にこうグワッときますね。
真城くんの家庭事情が結構闇でしたが、重くなりすぎないふたりの空気感に救われる。(めっちゃ泣いたけど)
ナチュラルなよしよしターン交代、涙のすぐ後なのにほっこりしちゃうw

押し強めに攻めてきたかと思えば、愛することと愛を“押しつける”ことの境界線で悩む、不安定で脆かった真城くんの心。ふたりの想いと絆がどんどん強くなっていく過程が繊細に描かれていて、読むたびに心に響きます。

『俺を部外者にするな』っていう奏くんの言葉も
『何にも入ってきてほしくない』っていう真城くんの気持ちも相手を想うからこそのことで
結局「正解」なんてものはどこにもないんだと思うけど、大事なものを見失わずに、何気ない日々を幸せだと思える心があればそれだけで♡

ただ真城くんの愛は依存と執着の紙一重の間にいて、これから本当の意味で落ち着くまでちょっと大変そうだけど、、そんなとこも丸ごと受け止めてくれそうな奏くんが好き。

ふたりのこれからが穏やかな日々でありますように。
同棲編も読みたいな~❀


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