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溺愛社長と添い寝じゃ終われない/今城けい・六芦かえで

3.5
BL小説感想作家名:(あ行)

らすじ】

大学生の透里は完全紹介制、不特定多数の男女と一晩を過ごすという添い寝のバイトをしていた。そこにはHなことはなく、彼らに眠りを与え、その見返りにいくらかのお金をもらうだけ。今晩現れた30代くらいの上質なスーツを着た男・甲斐谷は半信半疑だったが、透里のおまじないであっという間に夢の世界へ。その時透里には甲斐谷から可愛らしい子パンダの姿が見え、その愛くるしさに甲斐谷は特別な客になる。 一方甲斐谷は純粋で不思議な透里のことをもっと知りたくてお客として通い続け、お土産にスイーツをあげたりお茶の準備をしたり。透里も誘われるままにデートみたいなこともして、やがて優しい甲斐谷にどんどんなついていくけれど――。

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/239977/

出版社:幻冬舎コミックス
掲載誌・レーベル:幻冬舎ルチル文庫
電子版発売日:2021年01月19日
紙の本の発売:2021年01月19日


病弱な母親と自分の妻を溺愛するあまり、子供に見向きもしない父親。
両親からまともな愛も受けるどころか、「病気を悪化させた原因」「いらない子供」として憎悪を向けられ“笑わない子供”になってしまった透里くんの悲しい生い立ち。
そんな両親を一度に亡くし、その後共に暮らすことになった叔父家族にも不当な扱いを受けて住んでいた家を追い出され…大学に通いながら“添い寝”のバイトをする中で出会った、ひとりの人。

最初こそ、甲斐谷さんの“眠っている姿”に惹かれただけだったけど、共に過ごすうちに安心感を覚え居心地の良さを感じて。
保護者のように寄り添い見守ってくれる甲斐谷さんへの恋心を自覚したときの透里くんが可愛かった~!

慎重に、冷静に。
だけどしっかり独占して。
ゆっくり縮まっていく距離が優しくて、甘酸っぱいです♡

透里くんを所有物のように身勝手な欲で縛り付けていた輩にもちゃんと大人の制裁を✩
甲斐谷さんと出会う前、添い寝の仕事を紹介しながらも何だかんだ透里くん第一に守ってくれていたセジュンが謎めいていてすごく好き。

透里くんが添い寝をして見ているもの、
亡くなった母親が教えてくれた、両親の死の真相と父親の透里くんへの思い。
ちょっと悲しくて、ちょっと不思議な現代ファンタジーが、浮世離れしている透里くんを見守ってくれる人たちの優しさでいっぱいでした°ஐ.*

叔父さんとの保護者会という名の「透里くんを愛でる会」を定期的に開催してほしい。


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