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寄宿舎の黒猫は夜をしらない 上・下/鯛野ニッケ

BL漫画感想作家名:(た行)
10.0
あらすじ

吸血鬼は、この学園のどこかに身を潜めているんだと思うんです。まるで、僕らの友人のような顔をして―― 世界中から良家の子息が集う寄宿学校、ブラン・カレッジハイスクール。1年Aクラス・Xハウスに所属するユキは、学年トップの奨学生(カレジャー)だ。誰ともつるまず孤高の存在のユキに物怖じせず話しかけるのは、代表監督生(ヘッドボーイ)のジーンだけ。生徒たちの憧れの的で、絶対的な存在だ。ある日、同級生のアウラが学内で何者かに襲われた!! その首筋には、まるで吸血鬼に噛まれたような奇妙な傷痕があって…!? 未成熟な少年たちが集う寄宿舎が舞台の、人間と吸血鬼の恋と秘密――!!

https://www.cmoa.jp/title/226058/

出版社:徳間書店Chara
掲載誌・レーベル:Charaコミックス
電子版発売日:2021年08月06日
紙の本の発売:2021年07月26日
購入:コミックシーモア/紙


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山の上にある寄宿学校。
そこで流れ始める、“吸血鬼”の噂。

望まぬ衝動、望まぬ行為に何度も苦しんだ過去。

幸せの絶頂からの転落で繰り返してしまう己の罪。

誰も「知らない」からこそ「理解」されず、
「理解」してもらえないから1人で抱え込んで。

羨望しながらも諦め、知ろうともしていなかった自分たちの生

『君だけは僕を信じていて』
生徒たちの憧れ生徒会長ヘッドボーイと一目置かれる奨学生カレジャー

『なんだかすごく 幸せなものだったような気がするんだ』
いちばんの親友の“はず”な2人。

狂おしいほどに深く想い合った2組の愛情が起こす、切なくも尊い変革の序章

感想

はい、大好きなニッケ先生の新刊ですが。
何度繰り返し読んでも全く言葉が出てこなくてどうしようかと。(いつもの)

まず完成された世界観とストーリー
の中にしっかりとあるニッケ先生ワールド。

魅力的すぎるキャラクター
清廉な美貌を持つユキくんの大食漢ギャップとかほんとたまんない。食べてる姿超可愛い( ˙༥˙ ) モッモッ
自分とは異なる存在や感情にも理解を示し、決して否定はしないユキくんの姿勢…キレイすぎず押しつけがましくない言葉のチョイスとかね、もう全部が好き。

甘ったるい笑顔でカリスマ性抜群なジーン、
コミュ力おばけなベル、人見知りで控えめなアウラに、元気いっぱいマリウス。
いろいろ苦労してそうなシユも、儚げミステリアスなセルジュ先生も、個性豊かでみんな大好き。

そして!圧倒的画力!!!!!
本当に美しい…各話の表紙も電子の下巻に収録されているカラー絵も全部美しい。
作中の絵も一切ブレることなく美しい可愛い。

この圧倒的な画力で描かれる完成されたストーリーとかほんと最強すぎると思うの。

…と、まぁいつものことながら要領を得ないことをだらだら書いていますが、こちらもネタバレなしでじっくりと読んで頂きたいです。

重く苦しいけど、重たすぎない。
読み応えたっぷりの重厚感に、読了後の余韻もしっかりと。

巻末のNGカットもカバー裏のうらばなしもほんと楽しい♡
下巻に収録された描き下ろし、電子SSも最高に幸せで最高に最高でした❀

まとめ
・「知る」ことと「理解」することの意味
・愛することの尊さ
・何度忘れてもまた、必ず恋をする

tnk修正:tnkナシ(えちアリ)

最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥

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