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その世のどこか、常夜の楽園/鯛野ニッケ

BL漫画感想作家名:(た行)
4.5

らすじ】

僕に依存して。先生の中が、僕でいっぱいになるまで。

大国ガルシェの王子兼冒険者のシンは、故あって潜入した砂漠が広がるばかりのターキア王国で、私塾を営むヤシュムと出会う。
胡散臭い見た目に反して聡明なヤシュムのそばには、ナイトの如く彼を守る少年・アマルが寄り添っていて…。
悲しい歴史を持つ砂漠の小国で、“薬”を巡ってすれ違うアマルとヤシュムの思いは――。
朝の来ない楽園の、狂おしい依存愛。
おまけペーパー&電子限定おまけペーパー付!

https://www.cmoa.jp/title/214742/

出版社:ジュリアンパブリッシング
掲載誌・レーベル:arca comics
電子版発売日:2020年12月25日
紙の本の発売:2020年12月25日


電子限定ペーパー付✿
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『この地獄を終わらせる準備をしてきたんです ずっと…』

求められるまま応えて。
役に立てていると
“救い”になれていると、
そう思っていた自分の行いが
愛する人を、苦しめていたなんて。

初めて知る温もり
無知だった自分の愚かさ。
はじめての、愛しさ。

『あなたはどうやって私を愛してくれたの…?』

⋆かりそめ放蕩王子x病弱私塾講師⋆
自由な愛の始まりは、初めてのキスから。


“その世のどこか”シリーズ2作目。
1作目「その世のどこか、地図にない国」でシンの友となったオライエ。
そこに訪れた謎の使者を探るため、潜入したターキア王国。

使者の正体、その理由が
浅ましく痛ましく、いとおしい。

自分を“見て”くれない想い人との情交、
初めて与えられる優しさへ感じる罪悪感、、
近いのに遠い、2人の心が辛くて。

ただ1人のために
自分ができうる限りの選択と行動をする勇気は
正解、ではなかったかもしれないし
その場しのぎの処置でしかなかったかもしれないけど。

「誰か」を生かすには十分すぎるほどの愛だったことは、間違いないから。

そして、こじれ恋仲が大好物なシンは今回もとってもイキイキと。

“ヒーローでもなんでもない”
そう、自らの無力さを嘆いたって
シンは紛れもないヒーローであり
優秀すぎるキューピッド♡

ラストの意味深な微笑みは、、3作目への伏線だったのかな…?
っていう期待を抱きカバー裏に書かれたあとがきに歓喜した初読み時の記憶♡♡

描き下ろし「楽園の情景」
根がいやらしいってとんでもパワーワード、、♡

コミコミ特典「誤解」
アニメイト特典「生まれた日」
ニヤニヤほっこりの情緒が忙しい。

とめ
・薬物中毒の恐ろしさ
・依存すらも
・健気年下xやらしい年上の至福

tnk修正:tnkナシ(えちあり)

最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥

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