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偏屈なクチュリエのねこ活/月村奎・野白ぐり

偏屈なクチュリエのねこ活/月村奎・野白ぐり
BL小説感想作家名:(た行)
4.8
あらすじ

歌もダンスも才能なかったけど、俺はストーカーなんてやってない――!! スキャンダルで芸能界を干され、地方都市に流れ着いたリオン。そこでも野次馬に絡まれ負傷するけれど、「人の店先で騒ぐな」と洋裁店から現れた大我(たいが)に保護されて…!? 傷が治るまでは置いてやる――不遜に言い放つ拾い主は、時代の寵児と呼ばれた天才デザイナーだった!? 華やかな舞台を去った二人が紡ぐ、恋と再生v

https://www.cmoa.jp/title/1101421991/

出版社:徳間書店Chara
掲載誌・レーベル:キャラ文庫
電子版発売日:2024年06月07日
紙の本の発売:2024年05月28日
購入:コミックシーモア


電子イラスト有✿
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初めての男が、大我だったらよかったのに。

いつだって愛を求めて、必要とされたくて。
他人軸で生きてきた結果
たくさんのものを失った過去。

初めて見つけた
自分のためにやりたいこと。
初めて思い知る“恋”というもの。

『……好きだよ。愛おしいと思ってる』

⋆偏屈な仕立て屋クチュリエx渇愛元アイドル⋆
大好きな人たちを、愛する喜び。

感想

全く甘くないのにとびっきり甘い

世間に追われた美野良猫元アイドル
安心できる居場所を見つけ、
本物の愛”を知るまでの過程が
武骨な優しさで溢れていました。

顔も知らない父親、幼い頃に亡くした母親。
引き取られた先での冷遇、
優しくしてくれた先輩俳優からの裏切りと
事務所からの放逐。

愛情に飢えていたからこその
様々な“選択”がもたらした結果が
不憫すぎて、痛々しかったけど。

傷を負った野良猫のようなリオンくんを拾い、
一見冷淡にも見える態度ながらも
しっかりと愛情を注いでくれる大我さんに全てが救われる。

そして、大我さんとの出会いにより繋がった
素敵な人たちとの温かいご縁。
初めて“自分軸”で関係を築いていく中で
立ち直っていくリオンくんの心が感慨深いし
初めての恋に戸惑う姿は可愛い。

大我さんの「想い人」のことで
切なくなってしまうことがあっても、
わかりづらいようでわかりやすい愛があったので
不安になることはありませんでした。

自分本位な『幸せにする』なんて言葉より
“リオンくん”を軸にした見守り体制
一切の束縛も強要もしないけど
『そばで見ていられれば』って、、、
逆に包容力がハンパない//////♡

野白ぐり先生のイラストで描かれた
アンニュイな大我さんと
可愛い可愛いリオンくんが
またすごく素敵で、読了感が至福です♡♡

まとめ
・野良猫対応
・猫被りサイコ
・生きてるだけで百点満点

最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥

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