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眠り王子にキスを/月村奎・木下けい子

BL小説感想作家名:(た行)
4.0

らすじ】

デリのオーナー兼シェフの堀篤史には、気になるお客がいた。人懐こい笑顔にスーツがよく似合うサラリーマンと思しき男だ。週に二回ほどやってくる彼とかわす会話が、最近の密かな楽しみだった。彼の人懐こい笑みを思い浮かべると胸の奥に小さな火が灯るのだ。でも、傷ついた過去の経験から、篤史はもう一生恋愛をしないと決めていた。それなのに、彼──宮村に料理を教えることになって!? 番外編コミック『赤ずきんちゃんの誘惑』も特別収録!

https://www.cmoa.jp/title/1101059663/

出版社:大洋図書
掲載誌・レーベル:SHY NOVELS
電子版発売日:2014年12月26日
紙の本の発売:2013年12月02日
読み放題:コミックシーモア


電子イラスト付き✿
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自身が営むデリの常連客兼料理教室の生徒
ただ、それだけ。

恋はしないと決めている。
だから、“友達”として好意的に思うだけ、のはずなのに。

『俺相手じゃ、そんな気にはなりませんか?』

露見してしまう、隠し切れない下心。

⋆爽やかリーマンx生真面目料理人⋆
年下王子様がもたらす、最初で最後の恋のお話


恋愛は罪にも等しい悪事

同性愛を嫌悪し病気扱いする家族、
何かと協力的なようで排他的な言動をする伯母、
そして…熱血ヨロシクなクソ教師。

味方が誰1人いない生活の中でゲイであることに負い目を感じた篤史さんがたどり着いた、そんな悲しい結論。

だけど、どれだけ自分に言い聞かせても抗えない、惹かれる気持ち。

何も悪いことなんてしていないのに「悪いのは自分」だと苦しむ篤史さんが苦しくて。嘘偽りのない宮村さんの真っ直ぐな言葉ですら素直に受け入れられない心が、切なくて。

この前読んだばかりのお話はクソなのが母親だけだったけど、これはもう篤史くんサイドがほぼクソだから本っ当に読みながらめちゃくちゃイライラしてしまいましたよ、、
「理解しない」ことは自由だけど罵倒は許せない。

ただ、宮村さんのアプローチはとてもわかりやすかったのでそちらの方でのしんどさはナシ。その人柄の理由がよくわかる温かい家族と共に空気を明るく優しくしてくれていました。

初めての恋、初めてのキス
自分を愛してくれる優しい恋人と、新しい家族。

どうか篤史さんのこれからが、たくさんの光に包まれますように。
そして願わくば、クソ野郎共に何かしらの制裁が訪れますように。

今までの分もたっくさん幸せになってほしいです。

巻末には木下けいこ先生のSS漫画が♡

月村先生原作の木下先生の既刊作品「いつも王子様が」のスピンなのかな?そちらも気になるので今度読んでみようと思います♩

とめ
・有言実行はいい男の証
・身内公認の恋人
・眠れるのも眠れないのも、♡

最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥

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