あらすじ
身代わりの花嫁から狼獣人の王弟ランフォードの妃となった猫獣人のシェインは、初めての外出で『迎えに来ます』という書き置きと共に置き去りにされた赤ん坊を発見する。赤ん坊は王城で保護されるが、シェインは赤ん坊と接するちに自分ではランフォードに子供を授けられないことを悩むようになる。赤ん坊の両親探しが続く中、シェインの元同僚であり、兄貴分のジョイスが城を訪ねてきた。予期せぬ再会にシェインは喜び、ジョイスに悩みを打ち明けるが…?
https://www.cmoa.jp/title/1101319766/vol/4/
書籍情報
出版社:KADOKAWA
掲載誌・レーベル:角川ルビー文庫
電子版発売日:2025年01月31日
紙の本の発売:2025年01月31日
購入:コミコミスタジオ
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『ランスのことを幸せにする』
どんなに望んでも叶えられないことがあって
“与えられない”ことが悲しくて。
それでも、自分が出来る限りで
目一杯、心を伝えながら。
『もっと幸せになってくれ』
⋆寡黙な騎士様(狼獣人)x初心で内気な黒猫(猫獣人)⋆
二人でいられる極上の幸せを。
感想
シリーズ4作目✩
今回は、2人が見つけた愛くるしい赤ちゃんを中心に起きる波乱とシェインを大切に思う家族たちの愛のお話です♡
猫獣人の耳と狼獣人の尻尾を受け継ぐ赤ん坊…
甲斐甲斐しくお世話をしながら
シェインが抱いた“願望”がとってもシェインで、
赤ちゃん相手にまで全力で嫉妬する
ランスもまた、とってもランス。
そんな、万年新婚夫婦と呆れられる2人の仲睦まじさは相も変わらず♡
シェインを利用しようとするクソ野郎から守り
嫉妬しながらもシェインを支え。
ランスの留まることのない溺愛も、
それを全て嬉しそうに受け入れるシェインも
本当に愛が溢れてて大好き。
だけど…シェインの“噂”を耳にして
その現状を案じてくれる家族の存在に。
ただ、ただ、
シェインが“愛されている”ことを喜ぶ慈しみに。
もう、涙が止まらなくて、、、、
正直今回の情緒は8割方くらいは
ジョイスと公爵邸のみんなに持ってかれていました。
どんな高価な物よりも価値のある、家族の「声」。
小さな絵に描かれた大好きな人たち、
そこに刻まれた、なんてことない日常が
温かい愛情でいっぱいで。
“うちの末王子”の幸せを願う思いに。
変わっていくことを受け入れ、
変わらないものを大切にする心に。
そして、届けられた声に。
号泣しすぎて目の周りがあっついです。
シリーズが続いても、その全てが大好き♡
シェインが幸せそうで本当に愛い~永遠にイチャついてておくれ…♡♡
描き下ろし・各特典
コミコミ特典:南瓜の件
純粋培養シェインの成長と兄の葛藤
まとめ
・嫉妬や牽制ももはや性癖
・2人の愛が繋ぐ縁
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
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