〚記事内に広告が含まれています〛

ダメ博士とそばかすくん/間之あまの・花小蒔朔衣

4.5
BL小説感想作家名:(ま行)

らすじ】

自分をかばって怪我してしまった千堂を、住み込みで世話することになった実里。天才肌の准教授・千堂は、美形なのに自分の外見に構わず、身の回りのことも、自分の感情にすら無頓着だったが……!?

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/141299/

出版社:幻冬舎コミックス
掲載誌・レーベル:幻冬舎ルチル文庫
電子版発売日:2017年12月04日
紙の本の発売:2017年11月30日
購入:ひかりTVブック


ほのぼの溺愛日常系シリーズ6作目。
⋆天才型変人博士xしっかりもの大学生⋆の育成愛です꙳✧˖°

『恋愛感情は私にはよくわからない』
人が、自分の中に芽生えた特別な感情を「恋」という名前に結び付けるキッカケは何だったんだろう。

きっと幼い頃から自然と目にしていたものや耳にしていたもの、
友達との会話や少女漫画とかの媒体から何となくそういった概念が染み付いていたんだろうけど…
物心ついた頃から研究一筋、恋愛どころか他人に全く興味を持たなかった博士がそれを自覚するのには根本的な何かが備わっていなくて。
実里くんのことは間違いなく『好き』だし無自覚な『嫉妬』も人一倍する。だけど、そのイライラの原因がわからなくて言葉にできなくて、すれ違う感情。

好意は確かに感じるのに、その心が見えなくて
たった一言で崩れてしまう、幸せだったはずの気持ち


その無自覚さに振り回される実里くんが切なくて可哀想なんだけど、実里くんの言いつけを素直に守り、忠犬のように実里くんに会いに来る博士の姿にキュンとしちゃう。
何よりも大切だった研究の時間を割いてまで、ほんの少しの会話のために通う意味なんて他にないはずなのに。

『……そうか、これが愛しいという気持ちなんだな』
初めて理解した、特別な感情を表す言葉。
『好き』なんかじゃ足りない、胸が苦しくなる程の愛しさを口にする先生の愛のポエムがめちゃくちゃ甘いです♡

人への気遣いだとかデリカシーが皆無だった博士が、実里くんとの生活の中で大切なことをたくさん身に着けてスパダリに成長していく過程が微笑ましさで溢れていました~♥♥
介助から始まったはずの同居生活が少しずつ甘さを持つようになっていくのが大好き!
思わずウルッとしちゃうくらい温かい、実里くんのおじいちゃんおばあちゃんもすごく好きでした。

『好きになりたくない』って思う時点で始まっていた実里くんの恋心。ヒト型わんこな博士が無自覚に実里くんに惹かれ始めたのはどこからだったんだろうなー…
しっかり“個体認識”された時点で確実に特別で、隣にいる居心地の良さを感じ始めた頃にはきっともうそうだったんだろうな。

無自覚な溺愛でしたが、頻繁に語られる詩的な口説き文句プラスで今回も糖度は高め。
えちもいつもより多かった気がします。
そして!ずっと積んじゃっていましたがこちらもイラスト収録が追加されていました꙳✧˖°
イラストあるとやっぱりいいな~♡♡

ちなみに今回のリンク作品はこちらの2作。

おとなりの野獣さん 【イラスト付き】

おとなりの野獣さん 【イラスト付き】

おとなりの野獣さん 【イラスト付き】

【電子限定おまけ付き】 しあわせ片恋暮らし 【イラスト付き】

【電子限定おまけ付き】 しあわせ片恋暮らし 【イラスト付き】

しあわせ片恋暮らし 【イラスト付き】

今度読み返さないとー♩
しあわせ片恋暮らしは紙で買ったからあれだけど、おとなりの野獣さんは前に読んだときイラスト収録がされていなかったので読み返しが楽しみです。

あ、もちろん今回も、他の作品を読んでいなくても問題なく読めますのでご安心を❀


電子イラスト有✿
無料試し読みはこちら↴


最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥


ンキング参加しています♬꙳♩*。
「読んだよ!」感覚でどちらかをポチッと応援して頂けると嬉しいです┏○))
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へにほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説読書感想へ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
なあをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました