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孤独なゴブリンは王子の愛から逃れたい/櫛野ゆい・石田惠美

孤独なゴブリンは王子の愛から逃れたい
BL小説感想作家名:(か行)
4.3
あらすじ

魔王が勇者に倒されてから三十年後。魔物と人間の間に生まれたリュイだったが、人間はまだ魔物を嫌悪していてどちらの種族からも受け入れられず、リュイは森の奥深くで暮らすしかなかった。そんな彼のもとへ現れた王子・レオンは、一時的に視力を失っていたのでリュイが半分魔物だと気づかない。命を狙われているというレオンを匿うことにしたリュイだったが、毎朝おはようと挨拶し一緒に食卓を囲む、ただそれだけのことがこんなに幸せだなんて。魔物である自分の正体がこのまま知られなければいいのに。切なく願うリュイだけど――。

https://www.cmoa.jp/title/1101411261/

出版社:幻冬舎コミックス
掲載誌・レーベル:幻冬舎ルチル文庫
電子版発売日:2024年01月17日
紙の本の発売:2024年01月17日
購入:コミックシーモア

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母を亡くし父の帰りを待ちながら送る、ひとりぼっちの日々。

だけど、出会ってしまった優しい人間ひと
恋をしてしまった叶わぬ相手。
自分は、人間ではないのに。

『愛しているよ、リュイ』

⋆手負いの騎士x無垢なハーフゴブリン⋆
例え一時だけでも、その愛を。

感想

櫛野先生の新刊情報が出たとき
ゴブリン受け…!!?と、思わず驚いてしまったこちら。

昔観たゴブリンアニメがすごく苦手で
転スラに出てくるゴブリンは好き。
ゴブリンに限らず、その作品によって“魔物”の立ち位置は様々だけど…さすがは櫛野先生。天使のように可愛く、とっても健気なゴブリンでした♡

一族との縁もなく、人間には忌避され
孤独に生きるリュイの元に現れた身分を隠した王子様。
国を巻き込んだ王位継承の争い、
“魔物”を侮蔑し利用しようとする権力者、、
そんな、異世界ファンタジーの王道ストーリー。

正統派王子様なレオンと
無垢なリュイの“期間限定”の生活は
穏やかな甘さを含んでいるのに、
その分だけリュイの心境が切なくて。
ハピエンを信じてはいても
“そのとき”がくることについつい不安を感じたりもしたけど。

それでも、互いの正体を知らずにいたからこそ繋がった想い。
姿が視えなかったからこそ見えた心

諦めずにリュイを探し続けたレオンの愛、
『君が何者であっても』
偽りのないその言葉に胸キュンが止まりませんでした。

「孤独なゴブリン」なリュイだけど、
リュイを気にかけてくれる友達がいたり
その名と善意を伝えてくれる商人がいたり。
リュイがリュイだからこそ広がっていく、優しい人の輪にじんわりと。

一人で過ごしていた家に、一緒に暮らすようになった恋人。
訪れるようになったたくさんの人たち。
そして、帰ってきた待ち人。
きっともう寂しさを感じることはないだろうリュイのこれからが、今までの分もたくさんの幸せでいっぱいになりますように。

描き下ろし・各特典

電子おまけはリュイが初めて参加する村のお祭り。
リュイの思いが報われた出会いに思わず涙が。

まとめ
・秘境の薬師
・深く愛しているからこそ
・二人でたくさんの思い出を

最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥

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