出版社:オークラ出版【あらすじ】
エスヴァルドの王太子レオンハルトと神官のナザリオの結婚式が終わり、エスヴァルドは王太子妃の祖国・フィオラノーレに財政支援をすることが決まった。
調査のための使者として、エスヴァルドからは王の甥のクラウスが向かうことになり、ナザリオの従者であるティモも同行することに。
しかしティモは、誰からも好かれるクラウスになぜか苦手意識を持っており、さらには警護のひとりがティモに手を出してきて……!?
2019年8月に刊行した「王子は無垢な神官をこよなく愛す」のスピンオフ作品!【電子限定特典】巻末に書き下ろしSSを収録!
https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/234521/
掲載誌・レーベル:プリズム文庫
電子版発売日:2020年11月21日
紙の本の発売:2020年11月21日
電子限定おまけ付き・イラスト無✿
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王子は無垢な神官をこよなく愛すスピンオフ。
当て馬って言葉が申し訳ないくらい素敵だった、クラウス様のお話です♡
ナザリオの従者として共にいたティモの辛い過去…自分を卑下することしかできないくらい、子供の頃から与えられ続けてきた心の傷と痛々しい背中の傷を優しく包みこんでくれるクラウス様が本当に好き…っ!!!!
たくさんの不透明さが残る、ナザリオとティモが育った孤児院の内情。スピン元で正直足りないと思っていたあのクソヤロウへの制裁が今作にて。最後の最後まで卑劣だったけど、せめてもの救いがあって良かった。
『私が初めて愛した人は、君なんだよ』
キラキラしたキレイな感情なんかじゃない。貪欲で、泥臭い初めての感情。
穏やかなクラウス様がティモのことになると感情的になる姿にはキュンキュンが止まりません。
一生懸命で危なっかしいティモのことをしっかり見てくれていつだって護ってくれる騎士様がほんっっと⸝⸝⸝♡
スピンオフが出ると知ってから、ずっと楽しみに待っていました✩王子は無垢な~は初めて読んだ釘宮先生作品なので本当に嬉しい!!この作品を読んですっかり大好きになってしまって、今では書影が出る前から予約するくらいの作家さん買い♡
今作でスッキリしたところもあるし、ティモの警戒心の強さに感心したりそうならざるをえなかった生い立ちに悲しくなったり…秘められた出生のことも含めいろんな思いがあるんですが、読み終わった今、クラウス様へのときめきで胸がいっぱいです…っ!!!
クラウス様の誠実さとティモのネガティブ心が書かれたコミコミ特典まで、本当にもう好きしかありません。ティモが行動力ありすぎてこれから先のことも心配になるけど、パオロの隣にエルメがいる限り大丈夫そうで安心するw
相変わらず仲睦まじいレオンハルトとナザリオ、お菓子大好きピーノとロッコも見られて嬉しかった❀
スピン元から続くお話なので、読まれる際はぜひともスピン元からで♡
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
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