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君はしあわせの黄色い花/伊勢原ささら・サマミヤアカザ

BL小説感想作家名:(あ行)

らすじ】

空き地にぽつりと咲くたんぽぽの唯一の友人・ミツバチ。たんぽぽが綿毛になるより先にミツバチは命を終え、そしてまた季節が廻り――。治療法のない病で長い入院生活を送る志信(しのぶ)。見舞いに訪れた従兄弟から太陽のような明るい雰囲気を纏う礼央(れお)という青年を紹介された瞬間、奇妙な感覚に襲われた。自分が『誰か』の病気を肩代わりしたために短命なのだと信じている志信は、回復を望まず静かに命を終えることを願っていた。だが礼央にまっすぐな好意を向けられ抗えず惹かれるうちに少しずつ健康を取り戻してゆく。やがて礼央が姿を見せなくなり……?

https://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/237081/

出版社:幻冬舎コミックス
掲載誌・レーベル:幻冬舎ルチル文庫
電子版発売日:2020年12月17日
紙の本の発売:2020年12月17日


ミツバチとたんぽぽ。
野良犬とたんぽぽ。
飼い犬とたんぽぽ。
巡り巡って、“人”として出会えた運命。

『大丈夫…俺はずっと、君と一緒にいるよ。今度こそ、離れないから』
前世よりもずっとずっと前からの、本当に一途な想いが起こした奇跡に初っ端から涙が止まらなくて、ふたりが幸せそうにしているだけでもまた号泣。
気付けばずっと泣きながら読んでいました。

再会して幸せな日々を送っていたはずなのに、辛い宿命に引き離される姿が悲しくて。
信じていたものが崩れて
愛した人に会うこともできない…
だけど悲観することなく行動した先で思い出した記憶と、偽りの身分に隠された優しさ。全ては「ふたりで幸せになるため」の温かい愛情でした。

『志信君、俺は君を大事にして、一生守る。俺たち、世界一幸せな恋人同士になろう』
自分の命よりも相手の命を想い、一度は受け入れた宿命。だけどそれを覆す、強い願いを。
ーー親友になって、恋人になって、家族になりたい。
ずっとずっと夢見ていた幸せな人生を、今世で。
たくさんの人たちに愛されながら。
記憶が薄れて忘れてしまっても、決して失わない本当に大切な想い出と恩人の存在を胸に残しながら。

最初はミツバチとたんぽぽでほっこり始まって、何この可愛いお話…!とか思いながら読んでいたのに、、まさか終始号泣することになるとは思いませんでした。
そして…スズメパイセン…!いや、スズメアニキ…!!!!
いつだってふたりを見守り、いつだって導いてくれたアニキの優しさは忘れませんっ!!!!(号泣)

誕生日前日から日を跨いで、31歳初読み作品でした✩
素敵なお話を読みながら誕生日を迎えられて幸せ❀
…伊勢原先生の作品、積んでるのも読まないと。


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