【あらすじ】
たった一夜の契りで、愛を体に教えこまれた。けれども、彼は獣人の王で、ディリヤは敵国の兵士。戦争中の、一度きりの出会いと別れで終わらせたはずの関係だったが、ディリヤのお腹には子供が宿っていた。王の子であることは秘密にして息子のアシュを一人で産み、育てていたディリヤの前に、ディリヤを探し求めていた雄が現れる! WEB発獣人BLの傑作が書籍化!
https://www.cmoa.jp/title/1101243588/
出版社:リブレ
電子版発売日:2019年06月20日
紙の本の発売:2019年04月19日
※1巻
購入:DMMブックス
電子イラスト有✿
無料試し読みはこちら↴
ただ一夜きり。
戦場で刺客として送り込まれたディリヤと、その対象である“国王”の間に授かった命と淡い愛の種。
アシュのことだけを考え、護り、愛してきたディリヤの六年間。
ディリヤを愛し、諦めることなく探し求めていたユドハの六年間。
離れていた時間すらもすぐに埋まる、慈しみ合う家族の絆に終始涙が止まりませんでした。
『お前はアシュの心配をしろ。お前の心配は俺がしてやる。』
『ほしければ、ほしいと言うだけでいいんだ』
『俺はお前のことでこの人生が埋め尽くされるのがなによりの悦びだ』
愛を知らないディリヤに溺れそうなほどたっぷり注がれるユドハの愛情が、とびっきり甘い♡
冷酷なほどに感情を表に出さなかったディリヤが、ユドハに愛されたことでたくさんの感情を覚えそれに戸惑う初心さが可愛くて。
お互いが愛しくてたまらない2人の、周りが呆れるほどの仲睦まじさや真顔で吐く惚気が微笑ましくて仕方がありません。
幸せについて考える二人がもう既に幸せ…
幸せって言葉がよく分かんなくなるくらいの幸せってなんだよもう。
人生のすべて、生きることのすべて。
形がなく不確かで、だけど何よりも確かなユドハの愛に生きるディリヤがこの上なく美しいです。
やっと読めました~!
1巻が書籍化されたときからずっと読みたかった作品、完結巻の3巻まで一気に✩
狼と人間、しかも元は“狼殺し”と言われる敵だったディリヤを様々な理由で排除しようとする狼たちにハラハラドキドキして。それらから冷静かつ偏執的に護ってくれるユドハと、護ってもらうだけじゃない、大切なものを護るために戦うディリヤ、それぞれの強さにドキドキワクワクして。
ずっと、すごく楽しみながら読むことができました。
そして何より、そんな2人の愛情を一心に受けて育つアシュが、本当にいい子で…庇護対象だったはずなのに、確実に成長して頼もしくなっていく姿には何度号泣したことか。
拗ねて甘えて、子供らしく天真爛漫。
だけど他人を思いやる心をしっかり持つ、優しい子。
アシュと双子ちゃんのやり取りは、ずーっと見ていたいくらい可愛すぎて癒される❀
何の配慮もなく感想が書けるなら、延々と書き続けたいくらい魅力がたっぷり!
ユドハの愛し方が本当に大好きです♡
ちなみに今、秒でわかるBLにてコミカライズが連載されています。
私はこの1巻だけ読ませて頂いて、あとはコミックス待ち!の予定。(予定は未定)
まとまるのを楽しみに待っております~♩
このリンクはRenta!ですが、各電子書籍にて1巻が無料で読めますので、小説が得意じゃない方はぜひコミカライズで❀そこから小説の方にも興味を持って頂ければ嬉しいです꙳✧˖°
最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥
コメント