【あらすじ】
付き合って十年になる恋人の志方のことが、今でも好きでたまらない穂木。高校卒業間際、 親友だった志方に玉砕覚悟で告白した。思いがけず受け入れられ、それからずっとそばにいる。 けれど志方は将来有望なエリート銀行員、自分は一介の編集者。 実は外国研修の話を志方が断っていたことを知った穂木は、 自分が彼の出世を妨げているのではないかと悩み始め……？ 胸を打つ、センチメンタル・ラブストーリー。
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出版社：新書館
掲載誌・レーベル：ディアプラス文庫
電子版発売日：2015年03月24日
紙の本の発売：2014年08月09日
購入：ひかりTVブック
電子限定SS・イラスト付き✿
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ーー好きで、好きで、好きなままここまできて
叶わないと思っていた片想いが実り、10年。
傍にいるだけで、名前を呼ばれるだけで、
どうしようもなく『好き』だと思う。
誰よりもいい男で、何よりも大切な、最高の恋人。
だからこそ、手を離さなければいけないのに。心が、離れられない。
『…おまえが一番大事だ』
⋆寡黙溺愛ｘ健気一途⋆
恋人になって10年。これからもずっと『好き』なまま。
何度読んでもそのひたむきな『好き』が心に沁みる。
糖分が少なめなようで、じわじわくる甘さがとんでもない♡
「一ミリの隙もない」恋人たちの10年来の恋事情が、愛おしい切なさでいっぱいでした。
好きだから、追いつきたくて。
好きだから、足枷になりたくなくて。
全ての中心に志方くんがいる穂木くんの恋心がいじらしくて胸が苦しい。
そして、一見淡白にも見える志方くんの愛し方。
そっけなくて言葉が足りなくて取り乱すこともない…のに、唯一感情的になってしまうトコロがもうぅ、、言葉が少ない分直球で、その直球さが刺さる。
穂木くんのことを本当に思ってくれてることがわかる、「酔っ払い騒動」の心強さに一層惚れたわ、、
壮絶なナニカがあるわけでもなく
悲しみも物理的な痛みもない。
ただ、お互いのことがどうしようもなく『好き』なだけ。
『好き』だけでこんなに泣けることってあるのかって思ってしまうほどの、恋のお話。
読んでいる間の幸福感、読了後の充実感がすごいです♡
本編の後には2人の「恋人になった日」が収録。
電子限定SSは「お付き合い2年目(志方くん視点)」。
続編も読んでから感想をまとめようと思ってたけど、まだ先になりそうなのでまずこちらだけ。
積み崩しが落ち着き次第読まなきゃ～♡
まとめ
・恋人ファースト
・きっと大きさは同じくらい
最後まで読んで頂きありがとうございました！(ㅅ´³`)❥❥
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