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東京-臨界点-/ハル

BL漫画感想作家名:(は行)
5.0

らすじ】

「家庭教師代はセックスでいいぜ」
神宮寺結人と早乙女恭平の関係は、そうやって始まった。

虐待家庭で育った神宮寺結人が初めて執着したもの、欲しいと思ったのが、早乙女恭平だった。
高校入学の春、初めて知った清潔な香りの持ち主だ。
高校時代の恭平に近寄る隙はなかったが、彼の大学受験失敗を機に、神宮寺はセックスと引き換えに家庭教師を申し出た。
一方、体面ばかりを重んじるエリート家庭で気持ちを殺しながら生きてきた恭平にとって、神宮寺との時間は目を逸らし続けてきた自分を知る時間だった。
だけど、そんな関係も恭平が大学に合格するまでの話、そこから先は知らない他人に戻る…はずが!?

奇跡の恋、完結!!

https://www.cmoa.jp/title/271120/

出版社:大洋図書
掲載誌・レーベル:HertZ&CRAFT
電子版発売日:2023年07月06日
紙の本の発売:2023年07月03日


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お前を俺のものにできるなら手段は選ばない

自分の境遇、自分の生きる術、
すべて理解していた、幼い頃から。

食べていけるだけのお金と
たくさんの本さえあれば十分だった世界。
だけど、悪臭の中で初めて知る“清潔な香り”に
初めて欲しいものができた。

『お前の人生を俺にかけろ』

⋆天才サイコな執着x重圧に苦しむ優等生⋆
すべては、この未来のための、。


東京 ─四季─ 続編。上巻に収録されていた2人のお話です。
何て言うかやっぱり…サイコの執着がヤバいわ。(2回目)

あの“契約”に至るまでの(一方的な)経緯と
結人くんの育った残忍な環境と救いとなった出会いが、今回で明らかに。

幼い結人くんがあの環境で生きていられたのはきっと“天才”であるが故。

その都度、冷静に対処したからこそ“今”があり
それでもきっと「理解」しているからこそ
傷付いた心もあったんだろう、と思うとやるせないけど。

真剣に結人くんの身を案じてくれる大人との出会いがあったから。
初めて与えられる優しさに、温もりに、
無自覚ながらも救われていた部分がきっとあったはずだと、そう思いたい。

ただ、恭平くんへの想いや行動はそれとはまた別のベクトルなんで普通にただただやべぇ奴なんだけど。←
その歪みすら純愛だと思える執着にドキドキするし

恭平くんが結人くんへ向ける感情、
家族として蓮くんを大切に思う心、
決別と覚悟、“プロポーズ”の言葉に、
何て言っていいかわからない高揚感でいっぱいに。

上巻の途中で2人のお話が終わったとき、「こんな終わり方もありかな」とか思ってたけど…これが本当の完結ですね。
恭平くんの瞳が強くて、結人くんが笑っていて。
すごく2人らしいラストに心がスッキリでした。

コミコミ特典「恋人紹介」
兄(弟)バカな2人が可愛くって、恋人を紹介できるくらいの関係に戻れていることが何よりも嬉しい。
シリーズ読み返そ。

とめ
・後悔と罪悪感
・チョコレートケーキ
・2人が幸せなら

tnk修正:白短冊(細)(紙)

最後まで読んで頂きありがとうございました!(ㅅ´³`)❥❥

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